院長のつぶやき(2024年11月)
お知らせ 2024.10.30
またまたご無沙汰しております。
季節はすっかり秋(10月も終わりなのに夏日がとか言われてますけど)ですが、この時期特有の寒暖差により体調不良の犬猫の診察が増えてます。原因不明の胃腸障害や癲癇のような痙攣発作、膀胱炎など、目立って来てますね。
いつもと違うと感じたら遠慮なくホームドクターを受診してください。それでなんともなければ良いのですから………逆に手遅れだと大変です。
実は先日も休診日の早朝にオシッコが2〜3日、見てないという猫さんを診察する機会がありました。多頭飼いでそれぞれのネコさんのオシッコの癖を把握していた飼い主様は「いつもしていると思うトイレ内のとある場所が汚れてない」と疑い、とてもシャイな性格ゆえに通院を諦めていたのですが頑張ってなんとか洗濯ネットに入れらる事が出来た(弱っていて元気がなかったみたいです)というので診療しました。結果は尿道結石による尿路閉塞から急性腎不全に発展していて正に急死に一生の状態でした。今は専用食中心の治療で排尿もスムーズで経過良好との事です。本症例は飼い主様の日々の観察(トイレチェック)の成果が良好な結果をもたらした良い事例でした。なので日々のチェックはとても大事なんですよ。
一方、大分涼しくなって散歩しやすくなって来た今日のこの頃、お仕事の関係なんでしょうか暗い夜道を散歩しているワンコを見かけます。街灯があるような明るい場所は良いのですが住宅街とか場所によってはかなり暗くなるロケーションもあったりします。自動車やバイクのヘッドライトは決して万能ではありませんので全てを照らしている訳ではありません。運転する側からたまにヒヤっとさせられる時があります。特に交通量が少ない暗い車道をリードを長くして散歩されているとヒヤっとさせられるシーンも時折・・・
やはり安全に散歩して欲しいので飼い主様の衣服の選択(反射素材や蛍光色付帯)やワンコへの首輪や胴輪に装着出来るようなLED豆電灯(赤色や点滅式)およびリードを短くしてこちらにも反射素材等のテープをセンター付近に巻き付ける等の工夫をされて快適で安全な散歩を心掛けてください。勿論、夜バージョンのお散歩グッズには懐中電灯も加えてくださいね。
最後に重要なお知らせです。
11月に臨時休診が予定されております。11月22日(金)です。前日の木曜日は通常休診日ですので24の日曜日まで連休となりますのでご注意ください。ご迷惑をおかけいたしますが宜しくお願い致します。
そして更に大事なお知らせは続きます。
私の健康上の理由により来年の診察を今よりもかなり制限させてもらいます。予約診療等は考えてませんが、今まで普通に行われていた検査や処置および手術が難しくなるケースが増えると予想されます。こちらの方もご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。